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2日目の沖縄

6月20日、浜比嘉島の民宿で目を覚ます。午前4時30分、大阪との時差は1時間。夜明けは5:30、朝陽の撮影は昨日の下見の結果具志川ビーチと定めた。具志川ビーチの4Km手前で空の様子が良くなったので車を停めてしばし朝陽の撮影。干潮が近いのか海の中に川が現れていた。これは幸運の兆し。10分ほどで本来の目的地へ向かう。すると海岸線を朝の散歩者が次々に現れた。これも幸運、自転車に乗った軍人さんも登場。ベンチ、樹木、太陽と配役は整った。元へ戻って干潟の撮影に切り替える。いわゆる海中道路の干潟である。地面は硬く運動靴でもかなり沖まで問題なく歩けた。美しい部分を中心に1時間ほど撮影。民宿へ戻り、チェックアウト。近くのシルミチュー霊場へ向かう。南国に冷気が漂う場所、お参りして近くの隠れ霊場へ向かう。翌日は夏至、夏至だと霊場の大切な場所に太陽の光が当る、そのひとつに向かう。たまたま係りの人がいたので説明をお伺いしながら見学。最後に山の頂上まで行ってきなさいと言われる。とうてい上れる高さではないと固辞したが、そこまで行かないと意味がないと言われ従うことにした。石段はついているが急でとても細い。汗にまみれて上りきると広場状になっていて植物が美しく天然の美を湛えていた。下を見ると浜比嘉島の周りが見えた。初めての訪問だったがとても価値ある霊場であった。次の霊場はジャネ洞、その前に潮が満ち始めた海中道路でウインドウサーフィンを観た。ジャネー洞は島の奥にあり、車のどん詰まりまで行く。大きな洞穴があり、ご家族でお参りされていた。小生もお参りの後撮影を試みるが暗くて見えない。そうこうしていると女性が岬の先まで行くが同行されませんか?と声をかけられ、二つ返事でお供することにした。この場所はとても不思議な場所、人を呼ぶ場所であろう。勝連城跡を少し見てから中城城跡に向かう。中城城跡は世界遺産になってから入り口から正門まで電動カートで無料で送ってくれる。でも海洋博の時に途中まで作られた「幽霊ホテル」は今もその姿を見せていた。そして中城城跡はその姿の美しさを少しずつ磨きがかかっていた。この日は那覇にて宿泊予定である。

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